過去の報告書 - Reports -
「宇宙開発フォーラム 報告書」では過去のフォーラムのプログラムや議論の様子を紹介しているほか、参加者の皆さまからいただいたアンケートの結果を掲載しています。
なお、本報告書の作成を含む宇宙開発フォーラム実行委員会(SDF)の活動はSDFが独自に行っているものであり、特定の外部組織の意向が反映されたものではありません。
宇宙開発フォーラム2023
もうそこにある、宇宙開発
宇宙開発はますます社会の中で注目を浴び、また生活に欠かせないものとなりつつあります。
そのような中で、本フォーラムでは「宇宙の魅せ方」をテーマとして、実現が近づきつつある一般人の宇宙生活や宇宙建築を取り扱った企画や、今だからこそ改めて議論する必要がある人々の宇宙開発への理解や宇宙開発広報、人材の問題を取り扱った企画を行いました。
また、近年より活発になりつつある多くの宇宙系学生団体をお招きしてポスターセッションを行ったほか、4年振りの飲食を伴ったレセプションを開催し、大いに盛り上がるフォーラムとなりました。
宇宙開発フォーラム2022
世界は、
宇宙
でつながる。
アルテミス計画が始まり、宇宙開発において国際協力の重要性が高まっている中、本フォーラムは「国際化」をテーマに、国際的な衛星インフラや日本の宇宙港ビジネスなど、国境を超えた宇宙開発を見据えたプログラムを行いました。
3年ぶりの開催となったポスターセッションでは、弊団体メンバーによる宇宙開発についての研究発表と、国際的な宇宙開発を行っている企業様、団体様の紹介を行いました。また、昨年度同様対面とオンラインのハイブリッド形式で行いました。
宇宙開発フォーラム2021
切り拓け、日本の宇宙開発
本フォーラムでは国内の宇宙開発に目を向け、宇宙業界における日本の立ち位置を皆さまと考えました。人材確保や衛星利用について議論するパネルディスカッション、宇宙安全保障についてのセミナー、衛星製造業の外国製品依存をテーマにしたワークショップを行いました。
本年度は初めて会場とYouTube Liveのハイブリッド形式で開催しました。
宇宙開発フォーラム2020
宇宙が近づく、君はどうする
宇宙が身近な存在となっている今、私たちには何ができるのかという問いに答えるべく、宇宙開発と地方創生、宇宙開発と商社の投資、ISSの民営化という三本柱でパネルディスカッションやワークショップを行いました。
新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の影響により、今回が初めてのオンラインでの開催の運びとなりました。以前と比較して遠方からの参加者が増え、よりオープンな知の学び場となり、オンラインならではのメリットを活かせたフォーラムとなりました。
宇宙開発フォーラム2019
The students' point of view
他ではあまりみられない「芸術」や「安全保障」をテーマとしたワークショップ、「システムズエンジニアリング」、「衛星データビジネス」をテーマとしたパネルディスカッションを行いました。
幅広い分野を扱いながら、いつもとは少し違う切り口で宇宙開発に迫るSDFならではのフォーラムとなりました。
宇宙開発フォーラム2018
宇宙を拓く、社会を変える
本フォーラムでは、宇宙開発、さらには社会の発展を担う若者の輪を広げることを目指しました。オープンイノベーションや衛星データ利用の促進などの新たな潮流を扱ったセミナー・ワークショップ・パネルディスカッションに加え、宇宙開発と社会課題解決を結びつけるセミナーやワークショップ、ポスターセッションを行いました。宇宙開発だけでなく社会課題解決に関心のある若者も参加し、熱気あふれるフォーラムとなりました。
宇宙開発フォーラム2017
「自分」を変える、「宇宙開発」が変わる
宇宙ベンチャーの参入に関するセミナーや、ISEF2に向け有人宇宙開発について議論するパネルディスカッションを実施したほか、ワークショップでは2016年に制定された宇宙活動法や、議論の必要性が高まっているスペースデブリ問題について考察していただきました。
また、全体の導入として基調講演を実施し、会場を科学未来館とするなど、内容以外にも様々な変化のあったフォーラムとなりました。
宇宙開発フォーラム2016
人から人へ 想いを宇宙へ
学術や技術開発といった視点から宇宙開発について考えるセミナー、ワークショップを実施したほか、宇宙開発利用という側面から、宇宙開発をどう人々の役に立てるか、についてワークショップやパネルディスカッションを行い議論しました。
また、学生と社会人など様々な立場の方による交流を掲げ、新プログラムを実施するなど新たな挑戦をすることができました。
宇宙開発フォーラム2015
この一瞬を、宇宙の明日へ
エンタテインメント視点から宇宙開発を伝える講演、宇宙開発の研究開発をいかに社会還元するかという科学技術政策を扱った講演のほか、今後発展が期待される準天頂衛星システム(QZSS)における国際協力利用、自立的な宇宙開発に起因する宇宙部品調達システムの問題についてワークショップを実施しました。そして、国際社会が抱えるスペースデブリ問題への解決法を多方面から考察するパネルディスカッションなど、宇宙開発の諸問題と向き合う機会を提供し、参加者の皆さまから多くの満足の声をいただくことができました。
宇宙開発フォーラム2014
Collaboration of new perspectives 〜新たな視点で、未来を拓く〜
宇宙の安全保障利用や有人宇宙探査の動向についての講演、宇宙産業におけるPFI事業や宇宙ブランド戦略についてのワークショップ、リモートセンシング衛星利用ビジネスの戦略と課題についてのパネルディスカッションなどのプログラムを実施し、日本の宇宙開発の未来を切り拓く助けとなる新たな視点を提供しました。
宇宙開発フォーラム2013
見上げた宇宙(さき)に、広がる未来!
昨今注目を集めている宇宙ベンチャーやイプシロンロケットに関するセミナーを実施した他、アジア地域への災害支援や国内宇宙活動法の在り方をワークショップ形式にて参加者とともに考察しました。また、2013度は学部生にも親しみやすい宇宙科学を扱ったトークセッションや、宇宙開発利用と安全保障をめぐるパネルディスカッションプログラムを初めて行いました。
宇宙開発フォーラム2012
宇宙と社会、今と未来。
講演ではアジアに対する国としての日本の取組みについてや同年3月に制定されたケープタウン条約に注目した宇宙ビジネスのファイナンス、ワークショップでは、宇宙業界であまり取り扱われない宇宙機器の国際標準化や近年非常に問題となってきているスペースデブリについて法の側面からアプローチしたものを取り扱いました。また、パネルディスカッションでは有人宇宙開発の意義や未来のあり方について技術的側面と政策・国際政治の多視点から深い議論を行うことができました。
宇宙開発フォーラム2011
触れた未来のその先へ
宇宙開発の国際展開、リモートセンシングビジネスの現状、グローバルな人材戦略などのセッションを実施しました。パネルディスカッションでは「日本の宇宙輸送のこれから」をテーマに、2003年以降の宇宙開発フォーラムで初めて「宇宙輸送」のあり方について議論を行いました。
宇宙開発フォーラム2010
key to the future
宇宙太陽光発電やスペースデブリをテーマにしたワークショップ、日本の宇宙産業の成長について議論したパネルディスカッション、小惑星探査機「はやぶさ」についての講演等、日本の宇宙開発の未来について様々な視点から考えるセッションを実施しました。
宇宙開発フォーラム2009
宇宙開発のターニングポイント 〜日本の宇宙開発の再検証〜
メディア、予算計画作成などの4種類のワークショップ、講演、宇宙基本計画と今後の宇宙産業に関するパネルディスカッションを実施しました。また、過去最多の企業に協賛、協力をいただき、宇宙開発分野にとどまらない様々な分野の社会人の方にSDFの活動をアピールすることができました。
宇宙開発フォーラム2008
進化する宇宙開発のフィールド
人工衛星の調達をテーマにしたビジネスワークショップ、宇宙開発戦略本部での各省庁同士の議論を模擬した法政策ワークショップ、施行されたばかりの宇宙基本法に関するパネルディスカッションを実施しました。フォーラムの冒頭では、宇宙飛行士の土井隆男様よりビデオメッセージをいただきました。
宇宙開発フォーラム2007
視点の出会いの場
国際協力を大きなテーマとして扱い、リモートセンシング衛星を用いた国際協力に関するワークショップを実施したほか、衛星利用ビジネス等のセッションを行いました。また、高校生やディスカッションに初めて参加する大学1,2年生の参加者をターゲットに、SDF OBGが講師・アドバイザーを務めるビジネスプラン作成ワークショップを実施しました。
宇宙開発フォーラム2006
『あなたの』宇宙開発に出会う日
リモートセンシング衛星に関する法・政策、ロケットの商業化、小型衛星等に関するセッションを実施しました。パネルディスカッションではSDFの原点とも言える「IAF学生派遣プログラム」に関する話題も取り上げました。また、初めて参加した学生からも「専攻の異なる学生と議論することで新鮮な視点を得られた」「宇宙は『理系』だけの分野ではないことを実感した」という声が寄せられ、新たな層の参加者とも考えを共有することができました。
宇宙開発フォーラム2005
社会科学 ✕ 宇宙 = ∞
法律、政策、ビジネス等のセッションを実施しました。運営、セッションのテーマ選定には創設時期のメンバーだけでなく、2004年に新入生として加わったメンバーも中心的に関わりました。彼らの多くは「理科系」の学生であり、SDFで活動する中で得た新鮮な問題意識を発信することができました。
宇宙開発フォーラム2004
2003年の有人宇宙飛行成功でますます存在感を高める中国の宇宙開発や、当時航行中であった探査衛星「はやぶさ」を題材とした2つのセミナー、法、政策、ビジネスに関する参加型ワークショップ、パネルディスカッションを実施しました。参加者の7割以上が「理科系」であったにも関わらず、法、政策、ビジネスセッションを含む全セッションが予想以上の盛況となり、「宇宙開発に対する社会科学的なアプローチ」の考え方をより広めることができました。
宇宙開発フォーラム2003
「学生の視点から考えるこれからの宇宙開発」と題し、9つの多彩なセッションを実施しました。多くの参加学生がフォーラム後も勉強会に参加するなど、フォーラム開催にあたって掲げた目標である「社会科学的アプローチを学習・研究する契機を作る」、「宇宙開発に関わる人々の相互交流・情報発信の場所を提供する」ことができました。
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